2013年の5月から、宮崎県延岡市北川町にある、くまた保育園で、絵画造形を教える保育を始めました。園長先生や担任の先生方、ベテランの先生方が丁寧に助言やお手伝いをしてくださるおかげで、毎回充実した時間になっています。ありがたいです!ほぼ毎月1回通っていますので、何事も勉強だと考え、幼児たちに創ることの素晴らしさを伝えたいです!
初回の今月は、
形の簡単な「ナスとトマトの水彩画」を描いてもらおうと思い
保育園にも準備をお願いしていたのですが、
いざ始まってみるとそんな感じではなく・・・(汗
参考資料として持っていった
アトリエこどなの生徒の作品の
「カラフルきのこ」を描いてもらうことになりました(^_^;)
はじめは慎重だったこどもたちもだんだん楽しくなってきたようで
最後には3枚も4枚も描く子がでてきました!
そんな楽しい様子をご覧ください!
6月は月末に出張だったので7月7日のための七夕飾りを作りました。
今回は、年少さん(3歳)、年中さん(4歳)、年長さん(5歳)とたくさんの幼児を教えることになったので保育士さんと詳しく打ち合わせを行いました。
そして、それぞれの段階で、時間配分、段取りを変えることにしました。
やはり、話し合いを詳しくしておいて良かったですし、
予想外のこともまた、たくさんありました(汗。
でも、こどもたちが無邪気に私と触れ合ってきたり、
締めるときは締めるという園長先生、保育士さんの普段のご指導のおかげで
良い経験をさせていただきました。
七夕飾りは、季節を表す大事なもの。
この体験が後々、良い影響を与えられればと思います。
7月は模写にとりくみました。
自由に描くことも大事ですが、見たものを一生懸命に写し取ろうという姿勢は人と人との関係で、相手を思いやろう、という姿勢にもつながると思います。年少さんから年長さんまで行いましたが、やはりだんだん上手になっていきました。模写の課題は、これからも積極的に取り組んでいこうと思います。
8月の課題はクレヨンを使った「色の豊かさ」の感性を育てる という難題に挑戦してみました。
いろんな色のクレヨンを重ね塗りすることで一色だけよりも、より豊かな色彩が生まれる可能性があることを伝えたかったのですが、右上の写真のように黒板に二つの絵を並べて「どっちが良いと思う?」とみんな「左ー!」と言うのです(汗
「豊か」ということばが通じない、というこれまた難題があったので 「同じような色を塗ってごらん、きれいになるよ」ととにかく促してみると、やってみてわかったようでみんなガンガン描き出しました!そして予想外の描き方、虹のように描いたり引っ掻いたり! こどもはすごい可能性を秘めているなと実感させられた今回でした(^-^)!