先日、親しい友人が癌で亡くなりました。45歳でした。
訳あって側に居れなかったので、亡くなる2日前くらいから、私は、友人の死を覚悟した自分の心象を映すような日常を撮っていました。
息を引き取った時も撮っていました。
次の日も夕方撮っていて、暗くなり始めた頃に終わろうと思っていたら、空が突然、燃えるように夕日で真っ赤に染まりました。私は夢中でシャッターを切り続けました。それまで、私の気持ちは落ち着かずずっと乱高下していたのですが、日が沈み撮り終えた時、とても落ち着いていました。友人が天国へ昇って行ったのかな、と思い涙が溢れました。
あまりにも早い死でしたが、幸も不幸もたくさん経験し、とても人情豊かな人生だったと思います。天国でもたくさんの人に囲まれて笑顔で過ごしてくれればと願います。
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